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国際コミュニケーションコース 教育目標

養成する人材像

 北東アジアをはじめとする国々の言語や文化・社会等に関する理解、および言語学・コミュニケーション学についての知識を基礎とし、英語や北東アジア地域諸国の言語を活用して、自らの考えを積極的に発信するとともに、国籍民族などの異なる他者の価値観についても受容できる、偏見のない豊かな多文化共生社会の構築に寄与できる人材を育成する。

ディプロマ・ポリシー

 国際コミュニケーションコースは、英語と外国語を用いて多文化社会構築に貢献することができる人材として、次の能力を有すると認められた者に学士(国際関係学)の学位を授与します。

1.知識・理解
(1)英語および北東アジア言語(中国語・韓国語・ロシア語)の構造を理解し、それらの言語が使用されている国や文化に対する深い理解がある。
(2)国際的なコミュニケーションに関する諸問題について、言語学およびコミュニケーション学の観点から的確に把握することができる。

2.思考・判断
(1)国際的なコミュニケーションに関する諸問題について、複眼的な視点から問題を分析し、知識を体系的に整理して、解決策を構想することができる。

3.態度・実践
(1)異質な意見を持つ多彩な他者と共通理解を形成することを望み、目標を達成するために積極的にコミュニケーションを深めることができる。

4.技能・技術
(1)国際的なコミュニケーションに関する諸問題について、適切な学術的方法や専門的視角に基づいて調査、分析、研究を行い、その成果について、他者にわかりやすく論理的に説明することができる。
(2)英語の4技能を流暢に駆使し、英語でのコミュニケーションを十分に取ることができるほか、北東アジア言語を用いてコミュニケーションを取る素養と多角的な視野を身につけている。

カリキュラム・ポリシー

 国際コミュニケーションコースが掲げるディプロマ・ポリシーに示す能力を身につけることができるよう、つぎの基本的な考え方で教育課程を編成します。

教育課程編成の考え方


(1)1年次を中心に「基礎教養科目群」を配置し、日本と海外の社会や文化についての関心を高めるとともに、これらをめぐる諸問題について捉える視点を養うために、社会科学・人文学・自然科学の「一般教養科目」を履修します。また、情報・統計処理の基礎を学修するために、「情報・統計科目」を履修します。

(2)外国語活用能力の基盤を修得するとともに、海外の文化についての理解を深めるために「語学・多文化理解科目」を履修します。

(3)大学の学修にふさわしい表現力を備えるために、初年次教育の効果を高めるべく、少人数ゼミの「アカデミックライティング」を必修とし、専門基礎科目との学修上の連携を図ります。

(4)1年次から2年次を中心に「専門基礎科目群」を配置し、「国際コミュニケーションコース科目」と「国際関係学科共通科目」または「国際関係コース科目」における必修科目、選択科目から所定の単位を履修し、国際的な文化、コミュニケーションに関する諸問題の背景や言語学の基礎について学修するとともに、英語や北東アジア言語(中国語・韓国語・ロシア語)の運用能力の基礎を身につけます。

(5)2年次後期から3・4年次を中心に配置された「専門科目群」の「国際コミュニケーションコース科目」の選択科目を中心に所定の単位を履修し、コミュニケーション学や言語学の専門的知識について学修するとともに、国際通用語である英語については「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を総合的に高いレベルで身につけ、また、北東アジア言語については実践的なコミュニケーション力を身につけます。

(6)4年次には、高度な専門的知識を活用して、卒業研究に関わる調査・研究を遂行します。

(7)全体を通して予習・復習時間を十分に取れるように、履修登録単位数の上限設定(キャップ制)を導入します。

学習内容及び学習方法


(1)一般教養や、言語学・コミュニケーション学及び多文化・国際社会を理解するための基礎・専門知識を修得するために、主として講義形式の科目を履修します。

(2)英語や北東アジア言語の実践的な運用能力を身につけるために、主として演習形式の科目を履修します。

(3)異なる考えを持つ他者と、共通理解を形成しようとする姿勢や積極的にコミュニケーションを図る態度を身につけるために、海外の大学での研修授業やICTを用いた海外の大学との合同授業といった演習科目を履修します。

(4)能動的・主体的に学修する態度を涵養するとともに、自らの考えを積極的に発信し、他者の価値観も受容する姿勢を身につけるために、すべての学年で演習形式の少人数教育科目を必ず履修します。

アドミッション・ポリシー

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