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地域公共コース 教育目標

養成する人材像

 生活圏である地域の持続と発展、そして人々の共生のために、多様性を尊重しつつ、公共的見地から多様な知識を融合させて、協働と自律の理念のもとに、課題の解決策を立案できる人材を育成する。

ディプロマ・ポリシー

 生活圏である地域の持続と発展、そして人々の共生のために課題の解決策を立案できる人材として、次の能力を身につけた者で、定められた年限在学し、所定の単位を修得した者に学士(地域政策学)の学位を授与します。

1.知識・理解
法、政治・行政、社会の領域を中心として、幅広く知識を修得し、それらの知識を活用しながら、公共的な諸課題を構成する事象について多面的に理解することができる。

2.思考・判断
生活圏である地域の持続と発展、そして人々の共生に向けて、法、政治・行政、社会の領域と政策、環境、経済、経営等の多様な領域の知識を融合・活用しながら、公共的な諸課題に対する解決策を構想することができる。


3.態度・実践
自由、人権、法の下の平等、公正、多様性の尊重、平和等の規範的概念を適切に運用し、地域社会の多様なステークホルダーと協働しながら、多様な課題に関して公共的見地から議論を展開することができる。

4.技能・技術
多様かつ広範な事実認識に立脚しながら、課題について考察し、その成果を、自律した個人として、公共的見地から発信することができる。

カリキュラム・ポリシー

 地域公共コースが掲げるディプロマ・ポリシーに示す能力を身につけることができるよう、次の基本的な考え方で教育課程を編成します。

教育課程編成の考え方


1.基礎教養科目群
(1)「専門基礎科目群」及び「専門科目群」を履修するための基礎的な知識を幅広く修得するとともに、公共的な見地から課題の解決策を立案するために必要な広範な知識を身につけることを目的として、1年次を中心に社会科学・人文科学・自然科学の「一般教養科目」を配置します。また、情報・統計の基礎を学修するための「情報・統計科目」、外国語の活用能力を高め、多様性を尊重する態度を養うための「語学・多文化理解科目」を、それぞれ配置します。

2.専門基礎科目群
(1)地域社会の特性と課題について理解を深め、課題について考察する際の基本的な知識や理論・調査手法・国際的な視野を身につけることを目的として、1年次から2年次を中心に、学科共通科目として「学科コア科目」「リサーチ科目」「国際理解科目」「実習科目」を配置します。
(2)1年次に、少人数ゼミの「地域公共基礎演習」を必修科目として配置し、法、政治・行政、社会の演習テーマにより、広く世界と日本の問題を視野に入れつつ、公共的な観点からそれぞれの学問分野の基礎的な知識・思考力を身につけるとともに、自分の考えをまとめ、発表し、議論する基礎的な素養を身につけます。
(3)法、政治・行政、社会の各学問領域の基本的な概念・知識・理論を学ぶための科目を、地域公共コースの「コア領域科目」として配置します。また、「コア領域科目」と併せて履修を推奨する科目を、「関連領域科目」として配置します。

3.専門科目群
(1)「専門基礎科目群」と同様、2年次から4年次に、地域公共コースの「コア領域科目」及び「関連領域科目」を配置し、体系的な学修を通じて、法、政治・行政、社会の各学問領域を中心とする高度な専門知識を確実に身につけます。
(2)2年次から4年次に、少人数ゼミの「専門演習」を必修科目として配置し、法、政治・行政、社会の演習テーマに関する高度な専門知識の修得を目指すとともに、コースでの4年間の学修成果のまとめとして、卒業研究に関わる調査・研究を遂行します。

学習内容及び学習方法


(1)一般教養や、公共的諸課題を多面的に理解するための基礎・専門知識を修得するために、主として講義形式の科目を履修します。

(2)法、政治・行政、社会などの領域における多様な知識を融合させ、活用する力(知的統合力)と多様な課題に関して公共的な見地から議論を展開する力を身につけるために、講義形式の科目を幅広く履修し、さらにすべての学年において演習などの少人数制の科目を必ず履修します。

アドミッション・ポリシー

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