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村山ゼミ1年生(フレッシュマン・フィールド・セミナー)が大田市の企業を訪問しました。


2020/2/10

村山ゼミの学生(15名)は、大田市の企業誘致戦略について学習するために、1月30日(木)に島根県庁主催の企業見学バスツアーに参加しました。このツアーでは、大田市にサテライト・オフィスを開設した東京のIT企業2社(株式会社フェズ、トレンダーズ株式会社)を訪れました。IT企業というとプログラミングをすることが主な業務と考えがちですが、今回訪問した企業様は、WEBを活用したマーケティング業務を主とした企業でした。学生たちは、日々利用しているWEBの仕事ということで、非常に興味を持って企業様からの説明を熱心に聞いていました。

企業見学バスツアーの様子をご紹介します。

まずは、大田市の企業誘致戦略について、大田市産業企画課の職員から説明を受けました。

大田市による企業誘致戦略の説明

その後、2社に分かれて、企業説明や仕事の魅力を感じるワークなどを行いました。

株式会社フェズでは、本社とテレビ会議システムをつないで、社員とのフリートークを楽しみました。東京と島根といった遠隔であっても人との会議やコミュニケーションができることを実感していました。

株式会社フェズによる説明ほか

一方のトレンダーズ株式会社では、インターネットの検索意図を探り、ユーザーニーズを考えるワークを実施しました。検索エンジンのしくみについて理解を深めたうえで、相手が何を求めているのかを考察するワークを通じて、仕事の一端を感じることが出来ました。

トレンダーズ株式会社による説明ほか

今回の企業見学バスツアーにご協力いただいた島根県庁、大田市役所、株式会社フェズ、トレンダーズ株式会社の皆さま、本当にありがとうございました。

参加者の感想(抜粋)

ITと聞くと私には関係のない職業だと思っていました。しかし、お話を聞いていくうちにITのイメージがガラリと変わり、私にもできる職業だとわかりIT関係の職業にも興味を持つことができました。やりたいと思ったことを行動に移せるような力を着け、自分から学びに行く姿勢を身につけたいと思いました。

・過疎化が進み、人口が年々減ってきている大田市にIT企業が進出していることに驚いた。また、そういったIT企業の中には地元の人だけでなく東京から来て働いている人がいるということにも驚いた。企業の話を聞いていて、やはり若い人が働くことでその町は活性化して見えるのだなと感じ、若者のクリエイティブな発想は今後、とても大事になってくると思った。

・私達が普段何気なく使っているインターネットに、企業が様々な戦略を用いて上位の検索結果に入ろうとしていることが今日の企業研修を通して初めて分かりました。この戦略はニーズとして相手がなにを求めているのかということを考えることが大切なことです。このスキルは将来仕事をする上で役に立つと思うので、日々の生活に取り入れていきたいと思います。

・仕事の一部を体験させていただきました。今回実際に記事を作る際のアイディアを考えてみて、人のニーズを様々な角度から考えたり、検索する人の意図を汲み取って考えてみんなで意見を交換しあったりして、自分の想像していたようなIT企業のお堅いイメージが覆されました。今回の経験を機にIT企業のインターンシップにもっと積極的に参加してみたいと思いました。