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11月19日 村山ゼミの学生が「はまだふれあい食堂」に参加してきました!


2022/11/19

 11月19日(土曜日)にフードロス対策(村山ゼミ)の活動の一環として、子ども食堂の現状を確かめ、どのようなことが学生たちにできるのか、地域社会は何を求めているのかを考える目的から浜田市国分町にある民宿しまやで行われている「はまだふれあい食堂」に参加してきました。
 村山ゼミのフードロス対策メンバー(4名)は、『地域での多世代が触れ合える居場所としての居場所となる子ども食堂とフードロスを掛け合わせ、“食”からに地域づくりに貢献しよう』という思いから、「子ども食堂」に焦点を当てて実際に活動をしながら課題を見つけ私たちにできる取り組みを継続的に続けるとともに問題解決に取り組もうとプロジェクトを立ち上げています。

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 11月の「はまだふれあい食堂」は対面型になり、地域の子どもたちやお年寄りの方々などと実際に顔を合わせてお話をしたり食事をしたりしました。食事をするだけでなく地域に住む人々の交流の場として利用されていることを身に染みて感じました。また、来ていただいた方の「美味しかった」、「ありがとう」などのお声を直接聞き、やりがいと自分たちにもっと何が出来るか考えるきっかけにも繋がりました。
 今回は、高校生や行政機関の方々が新たにボランティアのスタッフとして参加されたことで、フードロスや食堂の運営などについて話をすることができ、こうした会話を通じて、自分たちの問題認識が大きく広がりました。また、今後の研究課題として多世代から愛される居場所づくりと維持・継続について自分たちなりに考えていこうと思います。

 今回は、対面型であったため、検温・消毒やパーテーションの設置を行い徹底した新型コロナウイルスへの対策のもとで細心の注意を払いながらイベントが開催され、地域の子どもたちやお年寄りの方々など34人の方へお食事を提供することができました。

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 今回のメニューは【肉うどん、かきあげ天ぷら、大根と里芋の煮物、レンコンの和え物、リンゴ、バナナ、富有柿】でした。メニューは季節を感じられる食材ばかりで、味は非常に美味しく、優しいバランスのある食事でした。すべての食材が地元の方や企業の方の協力によって集まっていることに改めて驚きを覚えました。また、お食事と一緒にお渡ししたお菓子や保存食等のお土産も、食材同様地元の方や企業の方に提供していただき、お土産の多さに顔を合わせて笑いました。こうした温かい雰囲気も多くの企業や地域の方々のご協力のおかげで「はまだふれあい食堂」は地域の人から愛されているのだと思いました。

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 食事の提供の後にはボランティアの方々で今後についてのミーティングが行われました。食堂の継続性に関わる役割の偏りや今回のメニューにおける反省点について話し合われ、ボランティアの人手不足、参加者数の低下などの課題があげられました。
 今回は、学生目線からのフードロスや参加者数などに関する提案もさせていただきました。そして、来月までに来年度の1か月分のメニューを考えることになりました。その際には、食べてもらう方に何を伝えられるか(家庭的、安心感など)ということについても考慮したいと思います。

  来月も参加します!今後も継続的に参加し、様々な社会活動について学び、考えながら課題について取り組み活動報告をさせていただきます。

 

(報告者 : 浜田キャンパス 地域政策学部 地域経済経営コース 羽場)