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令和元年度 ボランティア活動報告

<2020.1.24~>日本語学習 NEW!!

 浜田公民館にて、日本語ボランティアに参加しました。浜田国際交流協会の依頼で、ベトナム人の技能実習生の方に、日本語を教えてほしいということで、1月から4年生の常平志織さんと私で日本語の指導を始めました。基本的には、「みんなの日本語」というテキストを使いながら、それに沿って教えていきました。常平さんは長い間日本語ボランティアに関わっていた経験もあり、スムーズに指導を進めていき、私もその指導を見ながらやり方を学びました。しかし、いざ自分が指導するとなると、日本語ボランティアの経験も浅いため、実際どこを教えればいいか分からなかったりして大変でした。ベトナム人の技能実習生は、自分より年下の女の子で浜田市内で働いているらしく、時間を縫って勉強しているそうです。彼女はたくさん会話をしたいらしく、仕事のことや浜田での生活のことをたくさん話します。まだ日本語の能力は浅いですが、優しい日本語を使ってあげることで大体の会話は成り立っています。そのため優しい日本語を使うように気を付けていますが、やはり普段方言を使っていたり、「ヤバイ」などの若者言葉を使ってしまうため、ついつい会話の中でも出てしまうことがあります。そのため普段の会話からきちんとした日本語を使うようにしなければならないと感じました。このボランティアは来年度以降も後輩の手を借りながら実施していくため、実習生の子と楽しみながらやっていけたらと思います。(2年生浦辺太一)

日本語ボランティア 日本語ボランティア

  <2019.10.6>おやこ劇場 託児ボランティア 

 いわみーるにて、おやこ劇場の託児ボランティアに参加しました。これは、おやこ劇場の方々が会議を行っている間、会議に参加されている方のお子様をお預かりするというものです。参加した子どもたちは保育園児から小学生まで10名ほどで、約2時間半お預かりしました。小学生の子どもたちは、自宅から持ってきていた携帯ゲーム機で遊ぶだけでなく、学校の宿題を持参して取り組むなど、自分で考えて行動していたのが印象的でした。また、保育園児の子どもたちも、おやこ劇場の方が用意してくださっていた玩具や部屋にあったホワイトボードで、お友達と仲良く協力しながら遊んでいました。始めは恥ずかしがって部屋に入ってこなかった子や他の子と離れて一人で遊んでいた子も、積極的に話しかけると徐々に打ち解けてくれて、周りの子たちとも仲良く遊んでいました。途中、何人かの子どもたちのいたずらが少し度がすぎてしまう場面もありましたが、他の子が止めに入ったり、「良くないよ」と言っていたのが、とても印象的でした。また、片付けをする際も、率先してきれいに片付けをしれくれる子がいたおかげで、スムーズに片付けをすることができました。おもちゃを持ってきていた子が嬉しそうにそのおもちゃを見せてくれたり、たくさんおしゃべりをしてくれたりと、普段はあまり交流する機会のない子どもたちと交流することができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。(2年生井本成海)

託児の様子1 託児の様子2

  <2019.8.20> 三隅小児童クラブ夏休み支援事業

 8月20日、白砂公民館にて、三隅児童クラブの4~6年生たちとともにご飯づくりと刺し子を体験しました。 午前中は、ご飯づくりをしました。この日の献立は、白ご飯、鯖のピザ焼き、卵スープ、野菜サラダ、牛乳、すいかで、三隅小学校の給食メニューの一部だそうです。 エプロンと三角巾をつけて、調理員さんに教えていただきながら、全員で調理しました。大学生2人は、デザート用のとても大きなスイカを切るのを手伝いました。 地域で1人暮らしをされている高齢者の方々がいらっしゃって、一緒に机を囲んでご飯をいただきました。料理はどれも美味しくて、自分でも作ってみようと思いました。また、自炊するときに栄養バランスを考えないといけないなと反省しました。小学生にどの品が一番好きか聞いてみると、「野菜サラダ!」と答えてくれました。小学生たちが好き嫌いなく野菜をもりもり食べているのが印象的でした。食器を洗って布巾で拭くのも手伝ってくれました。 休憩をはさんで午後からは、刺し子体験です。小学生たちが休憩している間に、針に刺繍糸を通すなどの準備をしていたので始まりは順調でした。下書きされている線に沿って縫っていくと、幾何学模様や花の模様の刺し子が出来上がります。私たちは、糸通しや玉止めを手伝ったり、縫う向きを教えたりしました。集中して丁寧に縫っている子や、一本掛けの糸を扱うのに苦労している子もいました。指を針で刺してしまう子がいないか心配でしたが、みんな上手に刺していました。 小学生や高齢者の方と一緒に食事をするのは貴重な機会でした。公民館が多世代交流の場として活かされていると思います。この夏はどこに行った、花火を見たといったおしゃべりや、「よく噛んで食べようね」といった声掛けをしながら食事をするのが楽しかったです。 また、こうした体験活動には準備をしてくださる周りの方々が欠かせないのだということがわかりました。料理については調理員さんが、刺し子については先生が、子どもたちが楽しんで出来る工程を抽出し、限られた時間内で成果、達成感を得られるように、前もって準備してくださっているおかげで、このように活動できるのだと感じました。(4年生梶瑞希)

 白砂公民館調理実習 白砂公民館給食 白砂公民館刺し子    

<2019.6.23> コスモ アースコンシャスアクトクリーンキャンペーン in 石見

 エフエム山陰さん主催のコスモアースコンシャスアクトクリーンキャンペーンに島根県立大学よさこい橙蘭のメンバーとして参加させていただきました。まず海洋館アクアス前でパーソナリティの水木さん、稲田さんから今回のイベントの説明を受けました。ラジオ番組さながらに場を盛り上げてくださり、参加者の私たちもやる気満々で海岸に移動しました。老若男女様々な人が参加していて、参加人数の多さに驚きました。一見綺麗に見える浜辺にもたくさんのゴミが落ちており、その量よりもそれらの中に英語や韓国語表記のゴミがあったことに1番衝撃を受けました。捨てられたゴミが自然に還ることなく海を漂い続け、環境を汚染するという事実を実際に目にしたことで環境問題について改めて考えさせられました。その後は参加者全員でバケツリレーでゴミを運びました。清掃の後はステージに移動し、何曲か演舞させていただきました。お客さんにも踊りに参加していただき、楽しく演舞することができました。また、アクアス館内に無料でご招待いただきました。今回のような清掃活動に参加したのは初めてでしたが、この1つの経験から環境問題などの大きな課題にみんなで取り組むことの大切さなど、を学べたことは本当に貴重でした。今後もこのようなイベントに積極的に参加したいと思います。(1年生村上麻文)

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