総合政策学部長メッセージ

 現代社会はめまぐるしく変化し、錯綜し、社会の諸課題も従来になく複雑化しています。総合政策学部は、こうした新たな時代的要請に応えるべく、問題発見・問題解決という実践能力を重視する学部として2000年に誕生しました。法学部や経済学部といった固定的で伝統的な学部とは一線を画し、地域の先人である西(にし あまね)が掲げた“「純理の学」から「実践の学」にわたる諸科学の統合”を目標とします。
 
政治学、経済学、法学といった縦割りで細分化された既存の学問枠組みによる問題解決の限界が見えてくるなかで、社会科学を総合的視点に立って再構成することが、総合政策学という学問のミッションです。

                     総合政策学部/教授  林 秀司