むらさき草の主根『紫根』を採取しました
2018/11/22
飯南町より古代出雲にゆかりのある飯南町のむらさき草19鉢の贈呈をうけ、栽培しています。
この度、飯南町地域おこし協力隊の板木さんにお越しいただき、むらさき草の主根である「紫根」を採取しました。
19鉢のうち大きく成長した5鉢の種と主根を採取しました。根をほり起こしてみると、多くのひげ根が張っています。ひげ根をとり、土を刷毛で落とすときれいな紫色をした紫根が現れました。
紫根を撫でた軍手、刷毛も紫に染まります。
紫根は特殊な有効色素成分を含むことから、古代より 染料や薬用として大切にされてきました。
今後は、染色などに利活用していくほか、食用などの 可能性も検討しながら本学において分析し、利活用の検討を進めていきます。