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平成30年度 客員教授 金美林氏 による特別講義を開催しました


2018/7/4
  • 日 時:平成30年7月4日(水)10:40~12:10金(キン)美林(ミリン)客員教授
  • 場 所:島根県立大学出雲キャンパス大講義室
  • テーマ:薬膳材料配合原理~薬膳料理に使用する食材と調合の原理~
  • 講 師:金 美林(キン ミリン)客員教授
    (大邱韓医大学校 韓方食品調理栄養学部教授
    大邱韓医大学校 医科学大学長
    大邱韓医大学校 薬膳世界化事業団団長 キムスメディエット理事)
  • 参加者:290名
    (看護栄養学部生245名、別科助産学専攻生1名、教職員40名、学外受講者4名)

 平成30年度島根県立大学出雲キャンパスは看護栄養学部となり、新たな一歩を踏み出しました。ご講演では韓国民間料理の薬膳的な意味、薬膳設計、薬膳材料配合原理を中心にお話しいただきました。金先生から韓国民の健康観や食文化、食の歴史の知見を得ることで、食や健康づくりに関する日本の現状や課題を整理する機会となりました。
 受講者アンケート結果は、「理解できた」84%、「興味・関心があった」90%、「満足感があった」88%、「今後に活かせる」87%で好評でした。自由記載では、「季節・体調・料理の種類など様々な状況に応じて、薬膳を適切にとることが大切であることを学びました。また、韓国の文化や料理に強い関心を持つことが出来、将来韓国に旅行に行った際は、韓国の文化・料理に触れたいです(看護1年生)」「外食がふえてきたので、薬膳料理のように体に良いものを食べるように心がけたいと思いました(看護2年生)」「もっともっと薬膳のことを知りたいと思いました。そして、薬膳を設計できるようになりたいと思いました(健康栄養1年生)」「薬膳という言葉だけでなく、目的や効能など深く理解することができました。同用禁忌食材があることに興味を持ち、その理由について知りたいと思いました(健康栄養2年生)」等、多数の感想や意見がありました。
 学生は、今回の特別講義で、韓国文化に興味や関心を高め、国際的に視野を広げたようです。金先生の講義を受けることで、「心」も「体」も元気になれた一日でした。

当日の様子