保健管理センター長のひとこと(2019年4月)

インスタグラム

2019/4/24

保健管理センター長の一言【インスタグラム】

 保健管理センターの役割は「島根県立大学に関わるすべての人々、とくに在学する学生がハッピーになるための支援を行うこと」ではないかと思っています。そのためには学生の健康管理・健康教育への支援・指導を適宜行い、学生の心身の健康状態をより積極的、効率的に把握することがとても大切であると考えています。私の勤務している出雲キャンパスの学生は卒業後に看護師・保健師・助産師・栄養士というメディカルスタッフになります。メディカルスタッフは、単に医療連携をアレンジするだけでなく、一人ひとりの患者様に寄り添い、患者様と同じ視点で共に楽しく理想の療養生活を築いていくことが要求される職種です。そのためには、メディカルスタッフ自身が日ごろから心身ともに健康であるとともに、楽しい暮らしをしていることが必要条件となります。このようなメディカルスタッフに接すると、患者様は自然と心が和んできます。したがって、学生時代から健康で楽しく、暮らすように心がけることが大切であると学生に話し、何より大事なのは、人生を楽しみ、幸せを感じることであると学生に理解してもらうようにしています。
 2017年のユーキャン新語・流行語大賞を受賞した「インスタ映え」という言葉を皆さまご存知のことと思います。私はFacebookのアカウントを持っていて、自分で撮った(自画自賛する)写真に短い文章・言葉を加えて投稿しています。Facebookにはとても人が読みそうにない長文を投稿する方がおられますが、そんなのは私はいつもスルーしています。最近、写真中心の投稿ならインスタグラムの方がいいなあと思うようになりました。学生に聞いたら、かなりの学生がインスタグラムをやっているとのことでしたので、春休みに1時間半かけて学生にやり方を教えてもらいました。始めてみて、学生がとても感心するようないい写真を投稿していることに気づきました。春休みに旅行に行き、行った先での楽しい時間をそれが伝わってくるようにとても上手く撮っていたり、友達と食事に行き、食べた食事を美味く感じられるように撮ったりしています。構図を意識して撮っているとは思えませんが、臨場感ある「インスタ映え」するいい写真が多いです。また、私にとっても写真を撮る際にとても参考となる点が多いです。
 彼らが結構、自分たちなりに楽しくやっていると感じて安心しました。大学生活において勉学はもちろんですが、ちょっとした遊び心も養って、生き物のように変化する臨床の場で心が柔軟で対応力のあるメディカルスタッフ、そして、家庭を持ち子供たちに惜しみない愛情を注げる母親・父親になってもらいたいと願っています。私も彼らが過ごしている出雲キャンパスが呈する四季折々の素晴らしい景色などを彼らに見てもらうつもりです。


最近、インスタグラムに投稿した写真の1部です。
 

良縁地蔵
写真1 鎌倉・長谷寺の良縁地蔵。

谷戸坂の桜

写真2 映画・「コクリコ坂から」の舞台の一つである谷戸坂の桜。

雲キャンパス中庭の春景色

写真3 出雲キャンパス中庭の春景色。

紫木蓮

写真4 出雲キャンパスに咲く・紫木蓮。

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