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学生に読んでほしい本(2011年3月改訂)

出雲キャンパスで学ぶ皆さんへのおすすめ本を、先生方から選んでいただきました

「学ぼう」の部

タイトル/著者名/出版社

推薦のことば

配架場所

請求記号

いのちの夢 : 難病の子どもたちが願ったこと   矢貫隆/草思社 あるボランティア団体の手を借りて 夢をかなえた難病と闘う子どもたちの実話。 10-8 916-270
生きる力 : 神経難病ALS患者たちからのメッセージ(岩波ブックレット)   「生きる力」編集委員会/岩波書店 ALS患者36名、36の文章が収められています。 18-3 493.6-80-A
患者さんの法則50 : ナースの心をノックする   川島みどり/日本看護協会出版会 ある病院の「看護の日」に患者さんから、ナースに送られた手紙の中から選ばれた50通。患者さんの率直な思いが綴られています。ドキっとしたり、ホロっとしたり・・・ 23-4 N049-36-8A
ケアの心 看護の力   中村順子/秋田魁新報社 訪問看護師さんの体験が身近に感じられます。 26-4 N820-165
長期療養を支える家族ケア(家族ケアの技を学ぶ)   渡辺裕子/医学書院 家族ケアを学びたい人、必見 26-4 N860-18-2A
生きる。 : がんと向き合う7人のストーリー   井上玲奈ほか/幻冬舎 自分自身の生き方まで考えさせられるような本です。普段、見失っているけど大切な事を気づかせてくれる1冊です。 10-8 916-360
発達障害当事者研究 : ゆっくりていねいにつながりたい   綾屋紗月/医学書院 アスペルガー症候群という診断を受けた著者が、自らが立てた自閉症とは何かという仮説をもとに、自己の体験を丁寧に記述されている。自閉症という概念の、新しい理解が深まる一冊である。 18-6 493.76-63-A
現代のスティグマ(勁草-医療・福祉シリーズ)   大谷藤郎/勁草書房 らい予防法廃止に尽力され、ハンセン病回復者から父と慕われている方です。人権の世紀といわれている時代に是非一読して欲しい本です。 21-1 498.0-29-A
国をつくるという仕事   西水美恵子/栄治出版 『使命は貧困を無くすこと』前世界銀行副総裁が「国づくり」の現場で出会った、各国リーダーたちの姿を書いた回想記です。 11-1 338.9-3
「育てられる者」から「育てる者」へ 関係発達の視点から(NHKブックス)   鯨岡峻/日本放送出版協会 子育てをためらうのはなぜか,と感じた時に。 Ⅰ-12 143-66-A
地面の底がぬけたんです : ある女性の知恵の73年史   藤本とし/思想の科学社 皆さんもよく知っておられる、野の花診療所の医師、徳永進さんが学生時代に感銘を受けられた本です。ハンセン病についても考えさせられます。 10-7 913.6-35-A
ダメなママでもいいじゃない : 「元気で育児」の薬箱   子育てネット/学習研究社 将来子育てに悩んだとき、ちょっと開いてみてください。肩が荷が楽になります。 27-2 599-33-A
人間形成の心理学 : ライフサイクルを解明する   中西信男/ナカニシヤ出版 ライフサイクルを解明するという副題がついていますが、まさにそのとおり。興味深い1冊です。 Ⅰ-12 141.48-B
人の値うち : 江口いと人権の詩(明石ブックレット)   江口いと/明石書店 被差別者の側から苦悩や悲しみや願いを生活レベルで詠った作品 10-2 911.5-68
医者の僕にハンセン病が教えてくれたこと   和泉眞蔵/シービーアール 日本のハンセン病の歴史について、何が起こっていたのかを知ることができる 22-5 498.6-144-A
誕生死 : Stillborn   流産・死産・新生児死で子をなくした親の会/三省堂 出産前後に我が子をなくした体験を13名の方がつづったもの。無事に産まれてくる有り難さ、命の大切さがとても伝わってくる。 21-4 495.7-47-A
祖母力 : 娘・嫁・息子を救い孫を守る愛の手(講談社+α文庫)   樋口恵子/講談社 高齢社会における社会的祖父母力への期待 12-5 367.3-178-A
看護研究のための文献検索ガイド(第4版)   山崎茂明/日本看護協会出版会 看護研究や文献検索をする前にぜひ一読してほしい本です。 24-6 N251-10-4A
感染症の時代 : エイズ、O157、結核から麻薬まで(講談社現代新書)   井上栄/講談社   所蔵なし

「知ろう」の部

タイトル/著者名/出版社

推薦のことば

配架場所

請求記号

在宅ケアの不思議な力   秋山正子/医学書院 訪問看護師である著者が家でがん患者を看取る話しを語りかけるようにわかりやすく書かれた本です。 26-4 N820-160-A
ヘルプマン   くさか里樹/講談社 ヘルパーになった若者が壮絶な介護の現状に立ち向かう話。介護の大変さを知ってもらうために最適な漫画です。 8-2 726.1-74-1
この気持ち伝えたい(復刻版)   伊藤守/ディスカバー・トゥエンティワン あなたはコミュニケーションに自信がありますか?とても簡単な文章で読みやすいですが、内容は深いです。 Ⅰ-16 159-59
看護師専用お悩み外来   宮子あずさ/医学書院 看護師として働く上で出くわす出来事。多くの人が同じように悩んでおり、どのように対処すべきかヒントを与えてくれます。 23-4 N049-115-A
人から「必要とされる人望まれる人」の共通点   齋藤茂太/新講社 齋藤茂太さんの本は何冊か読みました。自分を振り返りたい時にいかがでしょう。 Ⅰ-16 159-58
「甘え」の構造(新装版)   土居健郎/弘文堂 日本人の心理の理解に最適! Ⅰ-14 146.1-26-A
デンマークの高齢者福祉と地域居住 : 最期まで住み切る住宅力・ケア力・地域力   松岡洋子/新評論 デンマーク最新の「地域居住」の実像と真相に迫ります。 13-6 369.26-415-A
もったいない : MOTTAINAI   プラネットリンク/マガジンハウス 「MOTTAINAI」という言葉に感動し、世界中に日本の言葉をメッセージとして発信してくれた著者。
しかし、この言葉を本当に大切にしなければならないのが「日本」だったことに気が付くと愕然とします。
5分で読めます。是非読んでみてください。
27-6 519.0-14
お仕事のマナーとコツ(暮らしの絵本)   西出博子/学習研究社 仕事&コミュニケーションを楽しくする、魔法と作法 11-1 336.4-25
どう生きどう死ぬか : 現場から考える死生学   岡部健/弓箭書院 「死すべきものとして生きる」とは 15-3 490.15-42-A
若き数学者のアメリカ(新潮文庫)   藤原正彦/新潮社 あの『国家の品格』の著者による名著 7-1 295.3-34
他人を見下す若者たち(講談社現代新書)   速水敏彦/講談社 他人軽視を通して生じる偽りのプライドを「仮想的有能感」として「自尊感情」との関連で検証している。日常的な場面からの検証であり分り易い。 12-7 367.6-56
のんびり山陰本線で行こう! : 幸せな生き方探しの旅の本   野村正樹/東洋経済新報社 皆さんがよく知っている観光地の再発見ができます。京都から下関までの山陰線の旅を人生に置きかえてガイドする旅と幸せな生き方探しの本です。本学図書館の県立図書館のコーナーで見つけた素敵な本との出会いでした。 10-7 915.6-28
緒方貞子という生き方   黒田龍彦/KKベストセラーズ 国連難民高等弁務官として、世界の難民救済に向けて勇気ある決断と行動力を示した女性の生き方に学ぶことは多い 7-3 289.1-45-A
定本 納棺夫日記   青木新門/桂書房 映画「おくりびと」の原作。死生観を改めて認識する機会となるだろう。また、これから看護職として働く中で死者の美しく厳かな旅立ちのお手伝いをさせていただく際に是非思いかえしてほしい。 10-5 913.6-439

「考えよう」の部

タイトル/著者名/出版社

推薦のことば

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請求記号

思考の整理学(ちくま文庫)   外山滋比古/筑摩書房 若い時に一度は目を通すべき「整理学」 Ⅰ-11 141.5-73-A
アサーショントレーニング : 深く聴くための本   森川早苗/日本精神・技術研究所 アサーティブな態度・コミュニケーションをする心構えが書かれた本です。コミュニケーションに行き詰まりを感じている方に読んでほしいです。 12-2 361.4-283
勉強力をつける(ちくま新書)   梶田正巳/筑摩書房 私は教育学を学ぶのに何回も読みました。読むたびに違うことに気づかされます。 Ⅰ-11 141.5-49
孤独であるためのレッスン   諸富祥彦/日本放送出版協会 現代をタフに、しなやかに生きるために・・・。 Ⅰ-15 146.8-239
知的生産の技術(岩波新書)   梅棹忠夫/岩波書店 勉強の方法のヒントを得られる古典的ベストセラー Ⅰ-6 002.7-11-A
死ぬのは、こわい?(よりみちパン!セ)   徳永進/理論社 「野の花診療所」を開業する著者が、少年に語りかける形で“死”について考えさせていくお話。 15-3 490.1-423
なぜ勉強させるのか? : 教育再生を根本から考える(光文社新書)   諏訪哲二/光文社 なぜ勉強するのか?と悩んだ時に。 13-3 370.4-46
虫食む人々の暮らし(NHKブックス)   野中健一/日本放送協会出版会 日本中、世界中の昆虫食を追って旅してきた著者が描く、昆虫と人間が相互に深く交わる、豊かで美味しい営みの姿を見て、人間を理解しよう。  14-6 383.8-23

「感じよう」の部

タイトル/著者名/出版社

推薦のことば

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請求記号

十九、二十(新潮文庫)   原田宗典/新潮社 ぜひ読んでほしい青春小説 10-4 913.6-350
ニッポン・ビューティー : 本物の女たちの美しい生き方   白江亜古/講談社 「何かを始めるのに遅すぎることなんてないのかも」と思わせてくれます。読むと姿勢を正したい気持ちになりますよ。 7-3 281.04-4
また、あした : 日本列島老いの風景   山本宗補/アートン 「生の達人たち」の生き様も写し込まれたような写真集。 12-7 367.7-135-A
緑色のカエル茶色のカエル   きしらまゆこ/致知出版社 30ページの大人向け絵本。全世界で1000万人のビジネスマンが読んだ大ベストセラー「ザ・コール」著者ゴールドラッシュ博士も愛読! 繰り返し読むと、マニュアル化によって退化した”考える力”が養えます。人生をカエル2匹のカエルが人生を好転させるコツを教えてくれますよ。 8-3 726.6-166
ナース川柳 : 看護婦七転八倒   小林光恵/ベストセラーズ  ナースにしか書けない川柳。笑いと涙あり。 所蔵なし
生まれてよかった   広瀬飛一/日本図書センター 出産の場面や赤ちゃん、その家族の姿を撮影した写真を収録。 25-7 N390-52
富士山頂(文春文庫)   新田次郎/文藝春秋 日本の天気予報を正確にするために富士山頂に観測所をと、命を賭けた実話です。 10-4 913.6-351
ふたりのイーダ(新装版)   松谷みよ子/講談社 童話・民話作家とは、少し違った松谷みよ子さんを発見できます。平和の大切さも考えさせられます。 10-5 913.8-16
白衣でポン   たかさきももこ/集英社 こんな看護師いません(多分)が、面白いキャラクターを使うことで、深い問題を突っ込んで描いています。 8-2 726.1-47-1
100回泣くこと   中村航/小学館 最初は、ほんわかした内容、後半は・・・。せつないです。『世界の中心で愛を叫ぶ』の大人バージョン!? 10-4 913.6-280
香水 : ある人殺しの物語   パトリック・ジュースキント/文藝春秋 外国の小説の面白さ、読書の楽しさが存分に味わえる本です。 11-4 943-2
贅沢の条件(岩波新書)   山田登世子/岩波書店 贅沢とは何か。贅沢はお金で買えるのか。買えない贅沢とは何かを教えてくれる一冊です 14-6 383.1-3
秘密   東野圭吾/文藝春秋 心と身体が入れ替わってしまうという、現実にはあり得ないのですが、自分ならどうするか真剣に考えてしまいます。東野圭吾ワールド全開です。 10-3 913.6-112
兎の眼   灰谷健次郎/理論社 新米教師とごみ焼却場のそばにすむ子供たちを主とした小学生の奮闘を描いた作品。彼らの人間らしさにとっても心が温かい気持ちになれる。 10-5 913.8-4-A
塩狩峠   三浦綾子/新潮社 北海道旭川の塩狩峠で起こった列車の故障で自らの命を犠牲にした青年の実話です。 10-4 913.6-347
すこやかにおだやかにしなやかに   谷川俊太郎/佼成出版社 つらい思いをして自分を見失いそうになっている人に手渡してあげたい本です。 10-2 911.5-55
りんごが教えてくれたこと(日経プレミアシリーズ)   木村秋則/日本経済新聞出版社 リンゴなどの自然栽培を通じて、環境・食・人生について様々なことを語りかけてくれます。NHK「プロフェッショナル」にもとりあげられました。 27-1 625.2-2
発掘屋おフミさん(新日本少年少女の文学)   あかね・るつ/新日本出版社 タイトルにひかれて本を手にとりました。タイトルのおフミさんがまきおこすエピソードにこれからどう展開するのかわくわくする気持ちと戦争、高齢者の同居など重要なテーマについてもいろいろ考えさせられる1冊です。 10-5 913.8-19
詩集 病者・花 :  細川宏遺稿詩集   細川宏/現代社
病者の世界、医のありようの根元を語りかける詩は、日野原重明氏ほか各界で絶賛。花々に寄せるまなざしには、最後まで失われることのなかった精神のしなやかさ、ユーモア、他者への思いやりがあふれています。一読の価値あり! 10-2 911.5-4