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2020年度 野村謙客員教授による特別講義を開催しました

野村謙客員教授による特別講義を開催しました

 この度の新型コロナウィルス感染拡大防止を考慮し、
本特別講義は出雲キャンパス限定のオンデマンドで行いました。 

 配信期間:2020年11月10日(火)~11月18日(水)

 講  師:野村謙客員教授
(国立療養所沖縄愛楽園 園長)

 テ ー マ:「こころ豊かに生きる」を応援する愛楽園の取り組み


 ご講演では、ハンセン病の歴史や沖縄愛楽園で取り組んでおられるハンセン病患者の声を聞き「こころ豊かに生きる」を応援するライフサポートについて、丁寧に分かりやすくお話いただきました。
 動画の視聴回数は340回+αで、受講者アンケート結果は、全員が「満足できた」「理解できた」「今後に役立つ」と回答していました。
 自由記載には、多数の感想や意見があり、そのごく一部を紹介します。

  • 偏見などから差別されてしまったハンセン病患者の方々のことをけして忘れず、この苦しみを繰り返さないようにしなければならないと感じました。今後、差別や偏見によって苦しむ方がいなくなるように、看護師としての知識を生かしていきたいと思いました。(看護学科1年生)
  • 『看取りは特別なことではない』や『死に焦点を当てるのではなく生きているときに何をしたかが重要』という言葉から今後看護師として患者と接するうえでとても大事なことを学びました。(看護学科2年生)
  • 自分が管理栄養士を目指す中で想像していたチームとして多様な職種の方が協力し合える現場で、こんな現場で働きたいと思った。(健康栄養1年生)
  • この講義を見て、とても温かい気持ちになりました。ヒトは必ず死を迎え、死は怖いというイメージが今までは強かったのですが、死は生活の一部であるということ、また、亡くなる瞬間までにやってみたかったことを実現するライフサポートをすることで充実した日々が過ごせて、穏やかな死に繋がるということを学びました。(健康栄養2年生)

 また、出雲キャンパスのオンデマンド配信用として大変工夫された動画で、BGMや風景に感謝する記載が多くありました。

~出雲に沢山の“チーム愛楽園”のメンバーが誕生しました~