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令和3年度 島根県立大学出雲キャンパス 清水研客員教授による特別講義を開催しました

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日 時:令和3年11月1日(月)~11月31日(金)
受講方法:オンデマンド配信
講 師:清水研客員教授
            がん研究会有明病院 腫瘍精神科 部長
参加者:261名
           (看護学科174名 健康栄養学科80名 教職員7名、)
テーマ:Part1:がん患者のこころ ~人は病気とどのように向き合うのか~
      Part2:がん患者との関り方 ~知っておくと明日から役に立つ心構え~ 

 ご講演では、腫瘍精神科の医師として4000人以上のがん患者・家族と対話された経験の中から事例を紹介していただき,がんを宣告された患者の心理,医療従事者として患者に寄り添うとはどういうことかという難しいテーマについて,わかりやすく心にしみる言葉でご講演いただきました。

【アンケート集計結果】
 受講者アンケート結果は、「理解できた」「どちらかといえば理解できた」が100%、「興味・関心があった」「どちらかと言えば興味・関心があった」が99.2%、「満足感があった」「どちらかといえば満足感があった」99.6%、「今後に活かせる」「どちらかといえば活かせる」が99.2%であった。

【自由記載】抜粋 

  • 患者の気持ちに寄り添うことの難しさ、ケアをしていくなかで自分も相手も大切にする気持ちを持つこと 私もこうした経験を重ねることで、人生の豊かさへとつながる医療従事者でありたいと感じた。(看護学科1年生)
  • 看護学実習で何か行動を起こして他人を助けたいという動機で行動していました。しかし、その行動は自己満足でしかないということを思い知りました。清水先生も同じような経験をしとられて、私だけがこのような失敗をしていたわけではないのだと少し安心しました。患者さんにとって最良のケアを考えなくてはいけないことは大切ですが、医療者も人間であるので完璧を求めすぎず、自分を見失わないことも大切だということが学べたのでよかったです。(看護学科3年生)
  •  管理栄養士を目指す立場でも多くの学びがあった。友達や家族の気持ちに寄り添いたいと思うので、とても参考になった。人と関わる中で、結果として上手くいかないことがあっても、自分を肯定した上で改善していきたいと思った。(健康栄養学科1年生)。
  • 死について考えることで、限られた時間をどういう風に生きていこうかと考えることができるといったメッセージがこの講義を聞いてとても印象に残った。私も今大学生で人生これからだと思っていたが、死はいつ訪れるかわからないものだから、1日1日をもっと大切に生きていきたいと思った。(健康栄養学科2年生)。