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学生ならびに保護者・保証人の皆さまへ(コロナ禍の長期休暇に備えて)

 11月12日以降、連日1,500人を超える感染者が確認されるなど、全国的に感染拡大傾向がみられております。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会から、緊急提言がなされ、「社会経済活動が徐々に戻る中、適切な感染防止策が講じられなければ、急速な感染拡大に至る可能性が高い」とし、踏み込んだクラスター対策などが求められました。
 出雲キャンパスでは、学生の皆さんの安全と安心を確保すること、その上で教育機会を最大限確保することを使命として、夏季休業を短縮化し1か月前倒しで秋学期の授業を開始いたしました。徹底した感染防止対策を講じながら対面授業を実施し、臨地実習も実施しております。今のところ順調に進んでおり、さまざまな制限のある中、一生懸命に学修に取り組んで頂いている学生の皆さんの努力に、改めて心から感謝します。
 万一、キャンパス内に新型コロナ感染者が確認されますと、対面授業や臨地実習など中止とせざるを得なくなる場合が生じます。自身と他学生の命と健康および学修の機会を守るために、これからも気を抜くことなく、三密+大声の回避、フィジカルディスタンスの確保、マスク着用、手洗い励行などの感染予防対策を続けていきましょう。併せて、任意の課外活動や接客をともなう居酒屋におけるアルバイト、不要不急の県をまたぐ移動、その他感染拡大を招きうる安易な行動を厳に慎むことを強くお願い致します。
 そして、このまま順調に進めば12月一杯で秋学期を終え、長期休業に入る予定でございます。つきましては、長期休業中の大学の対応及び過ごし方につきまして、お伝えいたします。


【長期休業中の大学の対応及び過ごし方について】
1.学生寮について
1)年末年始の対応~国試を乗り切るために~
 学生寮につきまして、長期休業中は原則閉寮とすることにより、寮費を徴収しない措置を財務課に認めていただきました。ただし、国家試験を控え図書館等学内施設を活用して受験勉強したい等の事情のある学生につきましては、1月4日以降、届け出により在寮を認めることとします(その場合は、通常通り寮費の徴収をさせていただきます)。
 また、学生寮においてクラスター発生の事案が多く報告されており、より踏み込んだクラスター防止対策を施し、4年生・別科生が安心して国家試験に臨める環境を確保して参りたいと存じます。そのためには、寮生の皆様のご協力が欠かせません。閉寮期間中、殊に国家試験が終了するまで(令和3年2月14日)は、できる限り4年生と別科生優先の利用にご協力いただきますようお願い致します。
 新たなクラスター防止対策として、年末年始に県外に帰省した看護学科4年生と別科生については一部負担により、PCR検査を受けられるように対応致します。また、共有スペースの使用方法についても、場所や時間を分割するなどの工夫を検討しております。
2)新年度に向けて~安心して寮生活のスタートを切るために~
 来年3月の感染状況はどうなっているのか不明ですが、県外から3月に帰寮される学生の皆様および入寮される新入生の皆様に、場合によっては2週間前ルールに加えてPCR検査を受けられるように対応し、クラスター防止に努めたいと考えております。
2.長期休業中の過ごし方について
1)自身と愛する人を守るために~感染予防対策の励行~
 年末年始に向け、楽しいイベントがあり、誘惑が多くあると思います。自身と愛する人の命と健康を守るために、休業中も三密+大声の回避、フィジカルディスタンスの確保、マスク着用、手洗い励行などの感染予防対策を励行しましょう。学生自治会が自分たちでも新型コロナについて学び、正しく感染防止策に取り組めるよう「学生コロナ感染対策委員会」を設置し、感染防止に関する情報提供をしていきたいと話しています。情報を有効活用し、正しく恐れ、正しく感染予防対策を実践しましょう。
2)気になる時はチューター教員や各種相談窓口へ遠慮なく相談を
 長期休業期間についても、体調管理や心の健康については「保健管理センター(保健室)」、就職活動やインターンシップについては「キャリア委員会、教務学生課、チューター」で、奨学金や課外活動・アルバイトに関する相談については、「学生生活委員会、教務学生課、チューター」が、随時、電話相談・来所相談に応じております。
 出雲キャンパスは小規模で、平素より教職員と学生の間の距離が近く、親身に関わるということが特色ですので、学生の皆さんは、何か気になることがありましたら、これからもチューター教員やこれらの相談窓口に気軽にご相談ください。
3)感染者、濃厚接触者等が発生したら
 万一、学内関係者に感染者等が出た場合には、設置者である島根県と連携し迅速に感染者等へ適切な対処を行ってまいります。
 また、長期休業中、万一、学生の皆さんやご家族、身近な方に感染者、濃厚接触者等が発生したら、「保健管理センター」もしくは「教務学生課」にご連絡ください。また、発熱等に伴い心配なことが生じましたら、11月5日にホームページに掲載されているフローチャート( http://izumo.u-shimane.ac.jp/campus/healthcenter/ihoken20201105.html)にしたがってご相談されて、その結果を「保健管理センター」にご連絡願います。

 今後も“With Corona”の具体的な対処方策を、全学の英知を結集して打ち出し、充実した大学生活を送っていただけるよう努力してまいります。また、学生の皆さんからのご提案も歓迎します。今後も、皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。そして、くれぐれも三密+大声の回避、フィジカルディスタンスの確保、マスク着用、手洗い励行などの感染予防対策を励行し、楽しい休暇をお過ごしください。

令和2年11月17日
副学長  石橋 照子