平成30年度サテライトキャンパス公開講座
「ブラジル人親子の健康交流会~ベビーマッサージ~」を開催しました。(12月1日)
出雲市では輸出増加などで業績好調な立地企業を中心に、外国人雇用が急増しています。特にブラジル人の方は急増しています。非母国語による生活では「言語の違いによる困難」「文化の違いによる困難」「通訳に関する問題」などがあります。
島根県立大学出雲キャンパスでは、出雲市在住のブラジル人親子への健康や子育てに関するミニ講座と学生を含めた交流会を行ない、異文化の中で生活しているブラジル人の理解と、健康生活・仲間づくりを支援する取組を平成30年度より始めました。
平成30年度5月、6月、7月に実施し、今回12月1日に4回目となる交流会を実施しました。ブラジル人親子3組(7名)、日本人親子1組(2名)、看護学生など計19名が参加し、出雲キャンパス井上准教授のベビーマッサージの指導により参加者が体験し、親子のコミュニケーションやブラジル人の親子同士の交流を深めるとともに、看護学生との交流を深めました。
お母さんお父さんも笑顔で多能思想に参加され、「楽しかった」「家でもしてみたい」との反応で、子どもたちも親子のスキンシップにリラックスしていました。
交流会では出雲での子育てについて学生から質問がありましたが、ブラジル人同士の横のつながりはあまりなく、インターネットを使って情報を得ており、子育てであまり困ることはないとのことでした。ブラジルの参加者さんからは「本日のような交流の機会をつくってくれてありがとう」との感想をいただきました。学生からは「子育ての様子を知る機会となった」、「接し方がわからなかったが、ジェスチャーなどでもコミュニケーションをとることができた」など、それぞれに実りのある会となりました。
「骨太な子どもを育てるためのクッキング」を開催しました
日時:2018年10月18日(木)10:30~13:30 参加者数:9名
講師:島根県立大学看護栄養学部 中畑典子講師・石田千津恵助教
今回はサテライトキャンパスを飛び出し、出雲キャンパスで調理実習を行ないました。
人気のサバ缶を使った「丈夫な骨&記憶力UPを目指す!」炊き込みご飯や、豆腐の味噌ミートグラタンなど、
5品を調理しました。
当日のレシピは こちら ← をクリックしてください。
調理の手順について説明がありました。 ご家庭でもぜひ実践してみてください。
参加者の皆様からは、「大変おいしかったです。」「我々世代の骨粗しょう症予防にも役立つメニューでした。」
と感想をいただきました。
・サテライトキャンパス公開講座 「認知症の人の思いを大切にした認知症医療・ケア」を開催しました。
日時:2018年9月6日(木)13:30~14:30 参加者数:19名
講師:エスポワール出雲クリニック 院長 高橋幸男氏
精神科医として、長年認知症の方々のケアを行なっている高橋先生をお招きし、
「認知症の人の思いを大切にした認知症医療・ケア」についてご講演いただきました。
先生からは「認知症の方は、私たちが思っているよりはるかに自分や周囲の状況を
理解している。」と説明があり、受講生の皆さんはメモを取りながら熱心に聴講していました。
・サテライトキャンパス公開講座 「ブラジル人親子の健康交流会~ベビーマッサージ~」
出雲市在住のブラジル人親子の皆さんに、ベビーマッサージを体験していただきました。
参加者 ブラジル人親子4組(10名) 日本人親子1組(3名) 通訳 看護学生など計20名
講 師 島根県立大学看護栄養学部 井上千晶准教授
ベビーマッサージの練習
0.オイルの仕様確認とパッチテスト
1.講師・スタッフ紹介
2.ベビーマッサージの条件とポイント
3.オイルを使ったベビーマッサージの実際
4.全身マッサージの手順(CDに合わせながら)
5.自己紹介や感想、質問タイム
お母さんの感想
「来てよかった」「楽しかった」「家でもやってみたい」
お父さんもお母さんも終始笑顔で、楽しそうに参加されていました。子どもたちもお母さんたちのスキンシップにリラックスしていました。
・いずも健康市民大学 「ココナッツオイルで生活習慣病を予防しましょう!」が新聞に掲載されました。
2018年5月14日(木)に開催した講座「ココナッツオイルで生活習慣病を予防しましょう!」(講師:本学看護栄養学部 秦幸吉教授)の様子が、6月2日付島根日日新聞に掲載されました。
・いずも健康市民大学 第6回「仏教の伝来とインド音楽」
日時:2018年6月14日(木)10:30~13:30 参加者数:25名
講師:元島根県立大学短期大学部教授 瀬古康雄氏
仏教には、お経を節回し、豊かに歌う「声明」という声楽がありますが、インドの古典音楽も古代の声明に
ルーツがあり、インド音楽とお経(お念仏)は音階の点でも節回しの点でも非常によく似た響きを持っています。
今回の講座では、インドの弦楽器シタールの演奏を聴きながら、インドの古典音楽がシルクロードを経由して
日本に伝えられ、声明から御詠歌、そして子守唄へと伝承されてきた歴史に思いをはせました。
・いずも健康市民大学 第5回「サクセスフルエイジング実践講座」
日時:2018年6月7日(木)10:30~13:30 参加者数:18名
講師:本学健康栄養学科 今中美栄教授・福田詩織助教
今回はサテライトキャンパスから飛び出し、一畑電鉄で出雲キャンパスに移動しました。
参加者の方々からは「初めは歩くの?と思っていましたが、30年ぶりに一畑電鉄に乗って、
新しい発見もあり、楽しかった!良かった!」というお声をいただきました。
ランチタイムには薄味でおいしく調理されたお弁当を食べて、食塩量摂取の味覚の様子を伺い、
「栄養のバランスのとり方」や「身体のいろいろな部分を動かすことが、元気のコツ!」について、教員から
説明がありました。
「オロリン体操」で準備運動! 一畑電鉄に乗って、出発!
川跡駅から出雲キャンパスまでウォーキング 緑豊かなキャンパスを散策
・サテライトキャンパス公開講座 「ブラジル人親子の健康交流会~予防注射の受け方ポイント~」
日時:2018年6月3日(日)10:00~11:00 参加者数:ブラジル人親子4組及び本学看護学科生 計14名
講師:本学看護学科 阿川啓子講師
ブラジル人親子の皆さんを対象に、子どもと一緒に参加して楽しめる交流会を実施しました。
参加者の皆さんは、楽しい時間を過ごしながら、予防接種の受け方を練習しました。
①親子と学生がペアーになって、予防接種の手順のボードで探しものゲームをする。
②2歳の子どもの発達に応じた宝をさがす。
③発見した宝を手がかりに、予防接種の時にすることを経験する。
④終了したら、メダルでご褒美!
⑤お母さんと皆で日本とブラジルでの健診の違いなどのお話をする。
参加されたお母さん方からは、「親子で参加することが少ないので、楽しかった。」
「日本とブラジルの違いが分かってよかった。」「ブラジル人のお友達ができて楽しかった。」
という感想をいただきました。
ゲームをしながら予防接種の練習をしました。 ブラジルと日本の健診の違いなどをお話しました。
・サテライトキャンパス公開講座 「ブラジル人親子の健康交流会~身近な材料を使って子どもと遊ぼう~」
日時:2018年5月13日(日)10:00~11:00 参加者数:親子3組及び本学看護学科生 計13名
講師:本学看護学科 高橋恵美子准教授
身近な材料を使って子どもと楽しめる遊びを実施し、親子同士の交流を深めるとともに、看護学生との交流を深める講座を企画しました。
今回はブラジル人親子への周知が不十分だったため、日本人親子を対象として実施しました。
【内容】
『鳴いたのだあれ?』:紙コップと組紐を使い、音の出る玩具を作成しました。
『グー』『ガー』という音が出ると子どもたちから歓声があがり、「うめき声みたい」と笑いが起こりました。
『紙ざらコマ』:紙皿に模様を描き、コマを作りました。ストローを使って、上から上手に息を吹きかけて一所懸命回しました。
『ストロー飛行機』:ストローの飛行機を作成し、最後は全員一列に並んで、誰が一番遠くに飛ばせるか競争しました。
看護学科の学生と一緒に、おもちゃ作り! 『鳴いたのだあれ?』