参加型学習『1泊2日模擬研究』を開催しました!
総合政策学部の学びを体験しよう!参加型学習『1泊2日模擬研究』を開催しました!
昨年度から取り組み始めた参加型学習『1泊2日模擬研究』を、今年も8月18日、19日の2日間に渡って開催しました。
県東部、西部から集まった11名の高校生が2チームに分かれ、①中山間地域のコンビニ②外国人観光客の多いコンビニの新サービスを考える、というテーマで、課題発見から政策立案までのプロセスを体験してもらいました。
■8/18 15:00~15:45 オリエンテーション・グループ分け
まずはアイスブレイクを兼ねて自己紹介です。「今の気持ちを4字熟語で」というお題では、ユーモアのある回答もあり、一気に場の空気が和やかになりました。本日のチューターを務める本学総合政策学部の岩本教授、赤坂教授から2日間の説明を受け、いよいよ合宿スタートです。
■8/18 15:45~17:45 グループディスカッション
グループ決めが終わったら早速グループに分かれてディスカッションです。まず役割を決め、個人ワークで各自3つ以上の企画を考えた後、グループで検討に入ります。アイスブレイクのおかげか、みなさんすぐに打ち解けて積極的に発言が飛び交っていました。
■8/18 17:45~19:30 宿泊施設案内・夕食
グループディスカッションが一区切りついたところで、本日宿泊する施設の案内と夕食タイムです。チューターの先生方と楽しそうに会話をする姿が印象的でした。
■8/18 19:30~21:30 グループ研究
夕食後は引き続きグループに分かれての研究です。明日の発表に向け、企画の絞り込みに入ります。積極的に先生に質問したり、席を立って資料を共有しながら議論をしたりと、それぞれが真剣に課題に取り組んでいました。
■8/19 9:00~11:30 発表準備
本学交流センターの宿泊施設で1泊し、朝食を済ませたら2日間のまとめに入ります。当初の予定では11:00から発表でしたが、企画をさらによいものにするためにぎりぎりまで粘って準備をしていました。発表原稿の読み合わせをしたり、プレゼン資料を最後まで手直ししたりと、みなさんの「本気」が伝わってきます。
■8/19 11:30~12:30 グループ発表・講評
いよいよ2日間の成果の発表です。まずは「外国人観光客の多いコンビニ」の新サービスを提案する、チームグローバルの発表です。「~よりよいコンビニへの道~」と題し、外国語の話せるスタッフの常勤や、多国語対応のタッチパネル設置などの新サービスを提案してくれました。聞いているチームからも鋭い質問があり、活発な意見交換が行われました。
次に、「中山間地域のコンビニ」の新サービスを提案する、チームローカルの発表です。「Bridgeー高齢者と若者を繋ぐー」と題し、具体的な数字をグラフで示しながら宅配サービスや電話サービスを提案し、地域で孤立しがちな高齢者と若者を繋ぐ、コンビニならではの政策を提言してくれました。
最後に、2日間チューターを務めた岩本先生、赤坂先生を交え、両チーム全員でお互いの提案に対する意見交換を行いました。自分たちでは考えもよらなかった視点からの意見やアドバイスがたくさん出て、とても有意義な時間になりました。
■8/19 12:30~13:30 昼食・解散
2日間のプログラムを終え、「やりきった!」という達成感を味わいながら、このメンバーで食べる最後の昼食です。2日間同じテーマに真剣に向き合ったことでとても仲良くなった様子で、携帯で記念写真を撮っていたり、笑顔で昼食をとっていたりと、模擬研究を通して普段話をする機会がない他校生との絆が芽生えたことが窺えました。これからの受験に向けて、この絆が学習のモチベーションになってくれることを願っています。
参加していただいたみなさん、ありがとうございました!

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島根県立大学アドミッション室
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