6月

平岡都さん記念花壇「Garden of Hope」のお手入れをしました

2022/6/27

令和4年6月27日夕方、平岡都さん記念花壇「Garden of Hope」のお手入れをしました。

蒸し暑くなってきたため、夕方に教職員10名で草取りをしました。

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6月19日(日)「村山ゼミでは、今年も浜田市旭町今市地区のまち歩きに行ってきました!」

2022/6/19

  6月19日(日)に村山ゼミの研究の一環として、2022年も島根県浜田市旭町今市地区(今市・坂本)にて地域の現状を知る目的から『まち歩き』に行ってきました。今回の『まち歩き』の趣旨は、研究対象地域である今市まちづくりセンターの管轄エリア(今市・坂本・丸原・南高台)における地域の問題・課題や魅力を知ることでした。
 坂本自治会エリアでは、河野幹夫さんや地元の方々から、坂本自治会エリアの特徴や坂本米についてのお話を聞くことができました。

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 この日は天気が良く、坂本米を生産されている棚田を近くで見ながら、自然の豊かさを感じることができました。そして、坂本米ができた経緯を聞きながら、若い人がいない、後継者がいないという問題を知り、生産したくても作れる数に限りがあることや、生産されている方々は、副業としてやられていると知りました。綺麗な棚田を残していくこと、そこには綺麗に整備し、草刈をしなければならないことや、空き家が多い問題など、課題がたくさんあると感じました。昼食には猪のお肉が入った味噌汁などを用意していただき学生達でいただきました。坂本米を生産されている方々は地域を活性化していきたいという想いがとても強いと感じました。学生からは、「地域の活気を取り戻したいという思いから、坂本米の誕生とその発展の商標や認証の獲得を行ったのが伝わった」などが感想としてあげられました。

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 午後からは、2班にわかれて別行動をしました。

 

【1班】

  1班は今市自治会エリアでは、松風堂、満福寺、夜泣き石、今市八幡宮を訪れました。洋菓子やの松風堂ではチーズケーキが有名で、チーズケーキのホールが大、中、小あるそうです。また、他県からのお客さんも多く、予約で売り切れてしまうそうです。 

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 浄土宗の満福寺では満福寺の歴史について知ることができました。多くの仏様がいる中で、火傷に効くという効能がある「秘仏 不動明王尊」はとても印象的でした。山の中にある夜泣き石では夜泣き石の歴史についてお話を聞きました。今市八幡宮では歴史やお祭りについてのお話を聞きました。今市を見渡せる高いところに建てられたそうです。氏子の減少、高齢化によって維持管理が困難となっているそうです。主に歴史について学ぶまち歩きでしたが、知らないことが多く、それぞれの課題やどのような取り組みを行ってきたのか、また今どのような取り組みをしているのか学ぶことができました。

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【2班】

 2班は、4カ所を廻ってきました。まず、1カ所目は雪舟窯です。雪舟窯では、はんどうや湯呑、マグカップを見させていただき、実際に陶芸体験をさせていただきました。雪舟焼の特徴は、塩、水に強いため、みそや、漬物に使われていると聞きました。

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 次に、おやまの工房DONGURIに行ってきました。ここでは、裏山で栽培されている木の実を使ったクッキーやシフォンケーキを作られていました。ご夫婦で経営されておられ、雰囲気が温かく心地よい空間でした。ここで作られているお菓子は、バターは使われておらず、栽培した小麦を使って作られ、アレルギーをもつ方でも簡単に手にとりやすい食材で作られていました。自然豊かな場所で作られるため、着色料のない自然の味を感じられます。おやまの工房DONGURIの商品は、浜田駅にある市民サロンでも購入できます。是非皆さん買ってみてください。

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 3カ所目はぷくぷく堂という名のパン屋さんに行きました。ここでは、女性店主がお一人でハード系からふわふわなパンまで作っておられました。お話を聞く際にも、何人ものお客さんが来られ、地元の方から、県外の方まで幅広く愛されているのだと感じました。また、この地域にパン屋さんがないから自分がやってみようと思ったというきっかけから始めたお店ですが、地域の方からも町が活性化したという声を聴き、町のためになっていると感じることができました。 

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 最後はまるばらまちラボラトリーです。まるばらまちラボラトリーでは、お惣菜やお弁当を販売するお店です。ここでは、様々なイベントが開催されていて、私たちが訪問した時にもイベントが開催されていました。そして、店主の方は図書館司書の経験から本が好きで、本を借りられるようになっており、お店の中でも自由に本を読んだり、休憩したりできるスペースがありました。そして、たくさんの方の交流の場になったらいいという想いが強く、この人口が少ない町に少しでも多くの方に来ていただきたいとおっしゃっていました。

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 この活動を通して、町の方々のやさしさと、町をもっと良くしてきたいという想いを感じられるまち歩きになったと思います。学生からは、「自然を生かした活動や自分の住む場所を存分に楽しむための工夫がされていると感じた」「人の温かさと行動力に驚いた」という感想や、課題の面からは「後継者問題」「公共交通機関が少なく不便」という感想がありました。そして、町の現状を知り、課題に対して自分達がどんなことができるのかを考え、たくさんある魅力を町の人々にも、地域外のひとにも伝えたいと思いました。

6月18日(土)「村山ゼミの学生が浜田市国分町の「はまだふれあい食堂」に初めて参加してきました!」

2022/6/18

  6月18日(土)に村山ゼミの活動の一環として、子ども食堂の現状を確かめる目的から浜田市国分町にある民宿しまやで行われた「はまだふれあい食堂」に参加してきました。
 村山ゼミのコアメンバー4人(小西さん、羽場さん、村部さん、由留木さん)は、「社会的孤立状態の人や貧困状態にある子どもたちの居場所となる子ども食堂とフードロスを掛け合わせ、“食”から地域づくりを始めよう」という思いから、「子供食堂」に焦点を当てて実際に活動しながら今後の課題について見つけていき、継続的な参加と問題解決に取り組もうと、プロジェクトを立ち上げました。

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「はまだふれあい食堂」への参加目的は、外から見ているだけでは分からない、実際に子ども食堂を経験することや現場の声を聞くことで見えてくる問題や課題、そして運営者側の思いを知ることでした。今回は学生4名がボランティアメンバーとして、「実際にご飯を作るチーム」と「お弁当を配るチーム」に分かれて活動をしました。主婦の方々、他のボランティアの方々と共に活動し、その方々からボランティアに対する思いや、自分達にはない経験についてお話しを聞くことができました。

 

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 元々このイベントは、「子供や大人が集まって触れ合える場」として活動していますが、新型コロナウイルスの影響でお弁当の配布に変更していました。そんな中今回は、なんと100名以上の方へのお弁当を作りました。これは、ふれあい食堂6年間の活動の中で最も多かったそうです!

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 今回のメニューはビビンバとサラダの盛り合わせで、全ての食材が地元の方や企業の協力によって集まっています。100人分の食材は量が想像以上で、特にレタスは一生分見た気がします! ボランティアの方々の豪快な調理と丁寧な盛り付けには感服しました。
 完成した料理は、購入者にも食材提供をしてくださった方が分かる「ありがとうカード」やお菓子と一緒に梱包し、1つ1つ手渡しで届けました。活動の中で子どもたちと触れ合えたのもとても良い経験になりました。

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ボランティアの方たちに「どうして参加しているのか」という質問をしてみると、「みんなとご飯を作るのが楽しい」「喜ぶ顔を見るのが好き」という声がとても多く、その言葉が強く心に残っています。また、このイベントはボランティアの方々同士の近況の話をする場にもなっていることを実感しました。
 今回参加してみて、より一層「子ども食堂」の活動を無くしてはならないと感じました。来月からは実際に集まって食事を提供するそうなので、これからも継続的に参加し活動報告をさせて頂きます!