出雲キャンパスホーム > 受験生の方へ > 高大連携講座開催実績 > 高大連携講座(平成22年度)

高大連携講座(平成22年度)

一覧

島根県立平田高等学校          島根県立三刀屋高等学校
島根県立大社高等学校          島根県立出雲高等学校
島根県立中央高等学校          松江市立女子高等学校
島根県立江津高等学校          島根県立大田高等学校
島根県立横田高等学校          専門学校連携講座

 

夢・実現フォーラム

島根県立平田高等学校

◆第2講座 高校生のための基礎看護学:コミュニケーション力を磨く

日時 平成22年7月29日(木)13:20〜14:30
講師 吉川洋子教授

 看護は対人関係を基盤としており、良い関係づくりは患者さんにとっても自分にとっても大切であることを学びました。そして、良い人間関係を築くためのコミュニケーションについて実技を交えながら考えました。参加者からは「相手の気持ちを考えて話すことは重要だと思った。」・「ペアワークをして楽しかった。」といった感想が聴かれ、看護に興味を持った生徒もいました。

 

島根県立三刀屋高等学校

◆第5講座 高校生のための基礎看護学:看護の“技”基礎講座「身体を動かす技」

日時 平成22年9月6日(月)17:00〜18:20
講師 松本亥智江准教授

 移乗、移動に関する技術について身体の動きのメカニズムについての話を聴き、身体を動かす技術について体験しました。

「身体を動かすコツが分かった。少しの工夫で患者さんに対して効果が大きく変わるのだなと思った。」
「患者さんを楽に動かすことは普段の自分の行動の中にヒントがあるのだと思った。」

との感想があり、今まで意識していなかった何気ない動きの中に新たなコツやヒントを発見できる内容でした。

◆第6講座 高校生のための老年看護学:小さな町の暮らしに根づく看護学

日時 平成22年9月14日(火)17:30〜18:30
講師 伊藤智子准教授

 小さな町で行われている人と人とのふれあいを大切にした、生活を支える看護の紹介と地域で学ぶ看護の魅力についてのお話でした。浜田市の事例を通して、雲南地域での地域医療についても思いを巡らせながら学ぶことが出来ました。医療系の進路を考える上でも有益な講義となりました。

 

島根県立大社高等学校

◆第7講座 高校生のための心理学:看護と心理学

日時 平成22年9月25日(土)13:00〜14: 30
講師 橋本由里准教授

 心理学の立場からみた臨床場面に役立つコミュニケーションについての話を聴きました。看護師に必要なコミュニケーション能力について、みな大変熱心に受講していました。生徒、教員から

「看護師になるために、具体的にどのような準備をしておけばよいのか」・「看護師に求められる資質は何か」・「看護師のやりがいは何か」

という質問も出て看護師への興味や関心がより深まる機会となりました。

■看護職と保健指導 〜食物のおいしさと健康づくり〜

日時 平成22年9月21日(火)13:30〜15:00
講師 吾郷美奈恵教授

 総合的な学習の時間「教科書では学べない勉強」として保健師が行う保健指導を中心に、看護師、助産師についての説明を聴きました。参加者は看護系の進路を希望する生徒で、講師が質問に答える場面もありました。皆、熱心に参加していました。興味関心のある分野の講義が体験でき、理解が深まったと好評でした。

 

島根県立出雲高等学校

◆第9講座 高校生のための小児看護学:子どもの安心を守るために〜プレパレーション〜

日時 平成22年10月14日(木)14:20〜16:00
講師 高橋恵美子講師

 将来看護職を目指している学生、保育士を目指しているという生徒が参加しました。子どもが安心して検査や処置を受けられるように支援する看護師の工夫についてのお話でした。各自が幼い頃の経験を思い出しながら、小児看護における子どもの安心を考えられるような内容でした。実際に医療現場で使用するプレパレーションの道具などを見ながらの講義で、皆、熱心に受講しました。受講後のアンケートからは、

「小児看護に興味がわいた」
「将来看護職として働きたいと思った」
「この大学に入りたいと思った」

などの感想がありました。

 

島根県立中央高等学校

◆第10講座 高校生のための在宅看護学:訪問看護の仕事の魅力

日時 平成22年9月29日(水)15:00〜16::30
講師 吾郷ゆかり准教授

 地域の中で家庭等に訪問してサービスを提供する訪問看護についてのお話でした。生活の中で展開する看護の魅力が感じられる内容で、家での看取りや家族を含めた支援について興味が深まりました。生徒は終始、熱心な態度で聴いていました。
「この近くにも訪問看護ステーションがあることを知らず驚いた。病院以外で看護師が活躍できる場は今後必要になってくると思う。」
といった感想が聞かれました。

 

松江市立女子高等学校

■大学の先生による出張講義 〜 看護の道具箱 コミュニケーション 〜

日時 平成22年7月21日(水)13:30〜15:00
講師 吉川洋子教授

 看護におけるコミュニケーションについてのお話を聴き、実際に体験もしてみました。実技を交えながらの講義であったため、一段と理解が深まり、「講義を受けて看護師になりたいと思った」など、看護への意欲を引き出すことができたようです。
「実際に自分たちで体験して学べたことが楽しかった、良かった」
という意見が多数ありました。

 

島根県立江津高等学校

■看護ケアに役立つリラクセーション技法

日時 平成22年10月19日(火)13:55〜15:15
講師 石橋照子教授

 各大学からの出張講座として開催され、同日には島根大学総合理工学部、教育学部、県立大学浜田キャンパス、出雲キャンパスと4つの授業が開催されました。出雲キャンパスの石橋照子教授の授業では、リラクセーション技法が授業内容として取り上げられており誰もが興味の持てる内容でした。
「受験等で今後ストレスが高まるので、上手に活用していきたい」
と大好評でした。授業終了後は、専門学校と短期大学・大学の違い、看護職の進路・就職状況などに関する質問への返答がありました。

当日の様子15

 

島根県立大田高等学校

■2年生進路ガイダンス・出前講義 〜「糖尿病」-もしも自分が糖尿病になったら- 〜

日時 平成22年10月21日(木) 14:30〜15:20  15:30〜16:20
※同じ内容の講義を時間を分けて2回実施
講師 別所史恵講師
 
 1)糖尿病とは 2)合併症 3)治療 4)もしも自分が糖尿病になったらという内容で、自己血糖測定のデモンストレーションもありました。そして、講義の内容を踏まえて自分の今の生活に治療を取り入れたスケジュールを作成し、病気や治療を生活に取り入れることについても考えました。看護に興味のある生徒が受講しましたが、自分自身の生活を振り返る機会にもなりました。

 

島根県立横田高等学校

◆第3講座 高校生のための地域看護学:地元の良さを見つけよう

日時 平成22年9月24日(金) 13:30〜15:30 
講師 齊藤茂子教授

前半は、地域で行う子どもの支援と高齢者支援に焦点をあてた地域で仕事をする魅力や地域貢献についての講話を聴きました。その後6グループに分かれて質問事項を出し合い、講師がその質問を受けるという形式での実施でした。質問内容は豊富で、皆で対話しながら有意義な時間を過ごすことができ、生徒も講師も楽しみました。

◆第4講座 高校生のための成人看護学:がん患者の看護−がんと共に生きる−

日時 平成22年8月3日(火)12:45〜14:00
平野文子教授

 がんと共に生きる人々の様子,島根の患者さんやご家族を中心とした取り組み,社会状況を紹介しながら,がん看護についてみんなで考えました。現状を知り,
「島根のがん死亡率の高さに驚いた」といった感想が聞かれ,
「がん患者さん達はそれぞれの思いを行動に移し,日本の医療を変えていこうとしているその姿はすごいと思った。日本をも動かす力に感動した」
など心を動かされるような講義となりました。

■認知症患者の理解とケア

日時 平成22年10月28日(木)14:30〜16:00
講師 梶谷みゆき教授

 認知症の正しい理解と,基本的なケアのあり方について理解してもらうように講義をしました。認知症の患者さん自身が語った体験談や手記を紹介しながら,彼らがどのような体験世界におりどのような気持ちを持ちながら生活しているのか,周囲の人々に何を求めているのかなどについて,みんなで考えました。そして認知症の患者さんとのコミュニケーションの取り方や生活環境の調整の仕方についてお話しをしました。これまでテレビなどを見てイメージしていた認知症について,一部分しかみないまま判断していたことや,認知症の人にひとつひとつ間違いを正す接し方がよいと考えていたけれどそれは認知症の人にとって心地良い対応ではないことなど,新しい発見があったようです。看護の仕事は大変な仕事であると感じつつ,仕事としての面白さや重要性について感じたとも感想を頂きました。横田高校の2年生の皆さん,ありがとうございました。

当日の様子16

 

【専門学校連携講座】

テーマ「看護学生の将来をみつめて」
場 所 浜田医療センター付属看護学校 
 開催日 平成22年7月16日(水)  参加者 看護学生112名及び教職員

場 所 石見高等看護学院   
 開催日 平成22年7月22日(日)  参加者 看護学生109名及び教職員

三島みどり教授・山下一也教授・田中芳文教授により実施されました。

 最新の医療・看護について、また看護・医療の英語や英語文化などについて各講師が講演をしました。

「ためになるお話が沢山あり、また分かりやすくお話してもらったのでとても興味深かった。」
「進路・子宮頚がん・英語・認知症と様々な事を2限の中で学ぶことができた。どれも役立つ内容であったので今回学んだことを今後に生かしていきたい。」

との感想が聞かれました。看護についての学びが深まるとともに、自分や家族の健康を考える機会にもなった講演でした。