7月
平成28年度「ボランティア・プログラム」を開講しました
2016/7/27
平成28(2016)年6月3日(金)に山陰地域フィールド教育開発プロジェクトの授業「ボランティア・プログラム」を開講しました。この授業は島根県立青少年の家サン・レイクと連携したもので、ボランティアの意義を体得し、主体的に活動することのできる人材育成を目指すものです。授業は事前学習→実習・基礎編→実習・実践編→事後学習の4部構成で進めていきます。毎年履修希望者が多いことから、今年度は通年開講とし履修定員を35人に増やしました。
【事前学習】6月3日(金)
事前学習は本学で行われ、島根県立青少年の家 社会教育主事の方からボランティアの意義について講義がありました。
[講義・ロープワーク]
【実習・基礎編】7月2日(土)・3日(日)
島根県立青少年の家サン・レイクにて実習の基礎編「ボランティア活動支援者養成講座」を1泊2日で行いました。
1日目は体験活動の意義と支援についての講義、リスクマネジメントやキャンプファイヤーについて講義・演習がありました。
[リスクマネジメント・キャンプファイヤー]
2日目は早朝からキャンプファイヤーの片づけ、火起こし・野外炊飯の講義・演習がありました。
[火起こし演習]
[起こした火種で野外炊飯をしました]
2日間の実習をとおして、ボランティア活動に必要な理論や技術について実践的に学ぶことができました。実践編は6グループに分かれ、秋から冬に行われるサン・レイク主催の幼児対象体験プログラムにボランティア・サポーターとして参加し、その活動の中で実際の支援の在り方を学びます。
平成28年度「表現とコミュニケーション」を開講しました
2016/7/26
平成28年度前期授業として、知的資産共有プロジェクト「表現とコミュニケーション」を開講しました。この授業はNPO法人あしぶえと連携して4年目となり、健康栄養学科・保育学科の学生60人が受講しました。
授業ではインプロゲーム(即興的なゲーム)を実践し、課題への取り組みと自分自身やグループ変化についての「振り返り」を繰り返しながら、社会生活に必要な自己表現力、コミュニケーション力を身につけていきました。
【受講生の感想】
■授業のおかけで自分自身を客観的に見つめることができ、苦手なことを少しずつ克服できた。自身の考えを人に伝えることができるようになった。
■自分自身を表現する楽しさ、自分とは違う他者を受け入れ自分の行動に生かすこと、反省点や改善点を言葉にし他者と共有することなど、人として大切なことに気づくことができた。
■どのような人・場面でも伝わるような表現や、気持ちの伝わるコミュニケーションが取れるように実生活でも意識するようになった。
■一見遊びのようなインプロゲームから、自分を表現する、周りを見る、相手への思いやり、積極性、自主性などコミュニケーションをとるのに大切なことに気づけ、授業を重ねるにつれ達成感があった。