今月の企画展示

 何、詰める?(2023年4・5月)

              
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  皆さん、お弁当は、好きですか?作ったことがありますか?
  そもそも弁当という言葉の由来は、織田信長が安土 (あづち) 城で大勢の人にめいめいに食事を与えるとき、食物を簡単な器に盛り込んで配りました。そのとき配当を弁ずる意と当座を弁ずる意(差し当たり済ませるという意)で、初めて弁当と名づけたと言われています。
  江戸時代になり弁当は大いに発達し、容器も工夫されてきました。提重 (さげじゅう) というような豪華なものもできましたが、一般には漆器、陶器、木箱などの弁当容器が使われました。明治後期に洋風材料を加えたものを合の子弁当といったようですが、いまはお弁当の種類も多く、容器も多様化してプラスチック製のものが増えてきました。
  お弁当が、普段の料理とは違う点は、限られたスペースの中で量や種類を工夫して中身を詰めること、冷めたり時間が経ったりしても大丈夫なものを入れること、汁気がでないようにすることなどがあります。
   今回の展示は、「何、詰める?」をテーマに、お弁当関係の本を中心に集めてみました。お弁当の簡単な作り方から、色々なお弁当のアイデア、こんなお弁当ありなの?の本などを紹介しています。この春から1人暮らしを始める皆さん、是非参考にしてみてください。

【引用・参考文献】
"弁当", 日本大百科全書(ニッポニカ), JapanKnowledge, https://japanknowledge.com ,
(参照 2023-03-24)


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