1年生科目「総合文化研修I」がスタートしました。
今年度は履修生が8班に分かれ、松江市美保関町の4つの地区(森山・美保関・七類・北浦)について「総合文化研修計画I」で調べ、フィールドワークの計画を立ててきました。夏休みに入り各班とも計画を実行に移すため、インタビューのアポイントメントを取り動き出します。
8月23日には、森山地区を担当する2班がフィールドワーク。
まずは国指定の史跡「権現山洞窟住居跡」を訪れ、その後、中海の森山堤防を見に行きました。
最後は、森山堤防ができて中海周辺の暮らしにどんな変化が起こったのか、本庄町の鮮魚店、三代商店の三代祐司さんをお訪ねし、お話を伺いました。
三代商店の倉庫で、中海で捕れた魚介類を紹介する200枚以上の写真を見せていただいてびっくり。こんなにたくさんの種類がいるとは予想外でした。
三代さんのお店にお邪魔し、中海干拓事業が町や人々の生活に与えた影響を、具体的に聞かせていただきました。変わりゆく中海とともに生きてこられた三代さんがユーモアを交えて話してくださる内容から、地域の資源を活かすことの大切さと難しさを考えさせられました。
調査を進める2班のみんなが、どんなレポートをまとめてくれるか楽しみです。