北東アジア研究 別冊第6号
〈はしがき〉
李暁東「――「コンタクト・ゾーン」に見る北東アジアの「近代」の多面性」(pp.1-9)
〈論 文〉
黄克武「言葉、戦争と東アジアの国族の境界――「中国本部」概念の起源と変遷」(pp.11-49)
李正吉「朝鮮末期における民主主義的土壌の培養 「民主主義の土壌づくり過程」の三つの局面」(pp.51-88)
文明基「植民地台湾と朝鮮の基層行政運用――行政人員の数量的検討を中心として」(pp.89-129)
李慶美「1920 年代植民地朝鮮における「政治」と「生」の言説」(pp.131-144)
金仁洙「日本軍の対ソ連情報思想戦:朝鮮軍、関東軍の事例とその含意」(pp.145-184)
青木雅浩「ボドー事件とロシアの反ボリシェヴィキ派」(pp.185-204)